メモ帳

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トラキア776・20.5章ノディオン兄妹周辺

・剣の手入れをするデルムッドに声をかけるフェルグス。
「ナンナの兄上と聞いた。確かに似ている。」
「その剣、手にとって見てもいいか?」「ああ」
「……どうしたんですか?」
「これは、母親からのプレゼントか?」
「わからない。イザークを出るときにオイフェさんから渡された。」
「これは、ノディオンの紋章だな」
「どうして知っているんですか?」
「昔、そこで働いていたことがある」

・デルムッドとホメロス、面識あり
「どうして教えてくれなかったの!」とホメロスに詰め寄るナンナ

・兄妹二人きりになるデルムッドとナンナ
「私は母親に似ているとよく言われました。」
「俺もだよ、ナンナ。」
「フィン様にも話を聞きたいし、お礼もしたい。」
「ナンナの知っている母上を教えてほしい」

・フェルグス、ノディオン近辺で働いた経験あり。また、アレスとも面識ありとノディオン兄妹初めて知る。兄妹、ノディオンおよびアレスの話をフェルグスにせがむ。
「アレスは生きているのね。」
「アレスはどんな人なのかしら?」

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10章シアルフィイベント

・夢の中、両親と出会うセリス
 しかし、それはつかの間のこと。
 目覚めに近づくにつれ、朧なものとなっていく。
 彼のとっての両親は、憧れながらもそれがどのようなものかもわからないままに奪われてしまったもの。

・両親の姿が遠くに消え、同時にシアルフィの海と潮、風の香りと匂いが彼の周囲に満ちてくる。
 そして明るい光が差してくる。
 その時、そこにいてくれる人のことを思う。
 いつでも彼女が見守ってくれる。

・10章シアルフィ制圧後
 「無念は晴らしたはずなのになぜか空しい」と告白
 「それはまだ終わっていないからだ」
 果たしてそうなのか。
 あの人が父を犠牲にしてまで果たしたかったことは何だったのだろう。
 そして、どうしてこのような道を辿ってしまったのだろう。
 今では父親以上に身近に感じるのは何故だ。
 母は、幸せだったのか?
 夢の中の出来事、父の声だけが耳に残る。
 パルマークに聞くまでもない。
 このティルフィングがここにある理由は。

・母、ディアドラの現在を知ったのはセリスに聖痕が現れてから。
 それはディアドラの死と前後。
 「バルドのそれだ」
 セリスは改めて自分のそれを鏡で見る。そして髪を切る。

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マーニャの最期とその後

ペガサスの羽根とも、雪とも区別がつかないぐらい薄れてゆく意識の中、マーニャは次の世を思い浮かべている。
何だかとても疲れた。
でも、ようやく楽になれる。
物思いから解放される。
“俺ではなく君がこの国の王子なら”
次は男に生まれるのかしら。
次の世があるのなら。
私は、どこに行くのだろう。
でも、私はこれからは違う場所であなたたちを守るわ。
これはきっと私の望んだことなのよ。

マーニャは春を待てずに往ってしまった。
シレジアの冷たく深い雪の下には、春の息吹が芽生えている。
マーニャの存在がこの世から消えうせたとき、レヴィンの心に初めて叔父達に対する怒りと自らへの悔恨の情がわき上がる。
どうしてマーニャの存在を当たり前のものだと信じ込んでいたのか。
彼が空を見上げると、気高く澄んだ月に雪が光る。

「マーニャ、どうしたの、どうしてそんなにうずうずしているの?」
コノートからマンスターに向かうフィーは自分のペガサスの様子が普段と違うことに気がついていた。
普段は大人しい彼女のペガサス、伯母の名前をとったマーニャは動きたくて仕方ないらしかった。
その頃マンスターではセティが悲壮な覚悟でマンスターの守りを固めていた。

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デルムッド出産間近のラケシス

シレジア王国南西の港町のセイレーンは短くも美しい夏を迎えている。
街の人々は少しでも日光を浴びようと表を歩く。

ラケシスは、あと一ヶ月と少しで出産の予定となっていた。
もしも産まれる子供が男の子なら、エルトシャンに似た子がほしかった。その想いを抱くたびに、エルトシャンの端正な容姿とその青い瞳を思い出していた。
伯父と甥になるのだから、似てもおかしくはないのだ普通なら。
しかし、それは決して叶わぬ願いであることもラケシスはわかっていた。
エルトシャンの容姿は何もかもが彼の母親である王妃に生き写しだったのだから。
ラケシスの母親とは違うその人と。

ラケシスの夫となったベオウルフは、かつてラケシスと最初に会ったときに彼女とエルトシャンの気の強いところは似ていると言った。そして、妊娠がわかったときは「俺に似なければいい」と。
生まれてくる子が男の子なら、いっそこの人に似るのも悪くないのかもしれない。
多分、どんな境遇になっても生き抜くことができる。
少なくとも、自分に似なければいい。
二つの心などない子になれば。

ラケシスが妊娠して以来、ベオウルフはラケシスの訓練の時間の分をオイフェに割くようになっていた。そしてラケシスは、他の女性たち共々セイレーン城内で家事をこなすようになっていた。
もうそこには身分の上下もなかった。
夏の夜空には、天の川が流れている。今頃北東の町トーヴェでは、白夜が見られるという。

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