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改変アルテミスのさだめ

アカネイア王国は建国以来男子男系の継承を貫いてきた。
よって、アルテミスに王位継承権はなく、それは王家の血をひく男子男系に限定され、その候補の一人には遠縁とはいえカルタスやオードウィンも含まれていた。

「英雄」とはいえ、アリティアの片田舎出身のアンリには系図上にアカネイア建国の祖アドラの血はない。よってアルテミスの結婚候補からは自動的に除外された。

アルテミスは前例を破り自らが「女王」として即位し、夫を自由に選択する気概に欠けていた。
そして、アカネイア貴族ではないアンリを夫にした際のメリットを周囲に納得させる力にも欠けていた。

周囲の貴族からアルテミスにはカルタスの添え物であり、王家の血をつなぐ「畑」としての役割しか期待されていなかった。
そして、彼女とカルタスとの結婚の際の誓約として、もしも子どもができないまま互いが亡くなった場合の継承はカルタスの家に移行、アルテミスに子がなく亡くなった場合にカルタスの再婚相手はその生まれに関係なく王妃となる、カルタスが亡くなり、アルテミスが再婚する場合その相手はアドラの血を引く男子男系に限定されることを了承してしまう。

アルテミスには王家の資格を放棄し、アンリの元へ走る選択肢も用意されていた。しかしアンリとアルテミスは互いを誤解し、それを選択することはなく終わる。
何かを得たいなら犠牲を払う、アルテミスにとってのそれは王族の女性としての地位を保つことが愛に勝った。
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