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ジークの帰還

・シリウス、アカネイアからバレンシアに帰国。
 しかし、バレンシアに上陸した途端彼は透明人間状態に。
 ティータの許へ向かうまでの間、それを知らない彼は人が誰も彼の存在を気にとめないことを不審がる。加えてどれだけ経っても空腹を覚えず、眠くなることもないことに。

・ようやくティータを発見したとき、彼女は祈りの最中だった。
 そして、彼女の心の声をジークは聞く。
「あの人をお返しします。私はあの人といた間、幸せでした。本当は記憶が戻らないことを願っていた。けれどそれは誰かの幸せを壊すことだったのなら、私は自分が許せない。」
 彼は思わず後ろから彼女を抱きしめたくなる衝動にかられ腕を伸ばすが、それは彼女の体をすり抜ける。
 愕然とする彼にティータは一瞬顔を向けて微笑みを見せるが、彼の存在に気づくことはない。
 ティータが現在住む場所は旧リゲル領の修道院で、彼女は現在シルク共々慈善活動に勤しむ日々を過ごしている。

・私は死んでしまったのか? それはいつなのだ。ハーディン、話がしたい、どこにいる。
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