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セリス誕生後のディアドラ

・2.5章、王都アグスティにてセリス誕生から数日後

・ディアドラはセリスの寝顔を見ながら、自分の両親にも思いを巡らす。
 自分の知っている母親の情報は名前だけ。父親に至っては皆無。名前も、今生きているのかも。
 私は、自分の出生を知らない。
 私は、子供を一人しか生んではいけない。もう子供は産んではいけない。今になってマイラの戒めが毎日脳裏に突き刺さる。それをシグルドに打ち明けられない。エーディンには双子の姉がいるらしい。それを聞いて二人一度に生まれることを恐れていたなんて言えない。しかし、シグルドはすでに「これから何人でも子どもがほしい。セリスにも兄弟がいたほうがいいだろう?」確かに、セリスにもエスリンのような妹ができたらどんなにいいだろう。

・「シグルド様」
 「どうしたんだ?」
 「私は、父を知りません。名前も、どんな人だったのかも、生きているのかも。そして、私の母は、私を産み落とすと同時に命を落としたと聞いています。だから、私は今こうして生きていて、そばにシグルド様がいて下さることがすごく嬉しいのです。セリスを両親を知らない私のようにはさせたくなかったから。お願い、シグルド様、私を離さないで。」
 「ディアドラ、そうだったのか。そういえば両親の名前を聞いたことがなかったね。安心していい。こうして無事だったのもきっと母上がディアドラを守ってくれたからだ。そして父上はきっと生きている。もうすぐシアルフィに戻ったら探そう。きっと何か理由があるのだよ。きっと何もかもうまくいく。私たちはこの子の存在でまた強い絆で結ばれたんだ。」

・ディアドラはセリスにシグルドの優しさがすべて受け継がれていることを切に願う。そして暗黒神が宿っていないように、教団に見つかることがないように。

・セリスの名前はシグルドの亡き母親セリアと神います至高の空の色セレスト・ブルー(celeste blue)から命名された。セリスの瞳は名前のとおり、青空のように澄んでいて、それがディアドラを微笑ませる。
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