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ホリン×アイラ(5章フィノーラ制圧後)

・ホリンの告白を聞いたアイラ
 アイラの脳裏には一人の美しい青年の姿が浮かび、それが眼前の男の姿と重なった。
 それは、心の中に秘められた淡い記憶。
 
 イザークの南方では桜が咲くころだろうか。今頃シャナンはそれを見ているだろうか。
 ソファラでは、桜よりも少し早く咲く山吹が今頃鮮やかだろうか。

 「ソファラの父上はずっと気にかけていたのだぞ。それに義母上も。どうして、気がつかなかったのだろうな。」何も変わっていないのに。仮にも生まれて初めて恋心を抱いた相手に対して。

 アイラはその名前を呼んだ。

 一方その頃オイフェやシャナン、子供たちと一緒にイザーク領内に入ったエーディン。
 「どうして私ばかり、でもそれが運命なのかしら」
 手にはジャムカから託されたキラーボウが握りしめられている。
 馬車の中にはシグルドから託されたディアドラのサイレスの杖も。
 「子どもたちには母親が必要だ」
 それはわかっている。でもまるでそれでは。
 信じる心が折れそうよ。
 もう肉親同士が戦うなんてうんざり。
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